前編の記事 ▶ 多様化に対応しよう!ECサイトで導入できる決済方法≪前編≫
前編では、
1.クレジットカード決済
2.PayPay(オンライン決済)
についてまとめました。
今回は、
3.コンビニ決済
4.キャリア決済
5.代金引換
について書いていきます。
3.コンビニ決済
コンビニ決済とは、
商品の配送時に請求書やコンビニ払込書を同梱して、商品到着後、
購入者に支払ってもらう決済方法です。
【メリット】
キャッシュレス化が進んでいるとは言え、
購入者の中にはクレジットカード決済のセキュリティを気にされる方も多く、
現金払いで対応したいと考える方もいらっしゃるので、利用者が減ることはありません。
そして、
クレジットカードを所有できない18歳未満の方や審査が通らない方なども利用できるため、
ターゲット層の拡大につながります。
クレジットカード明細やオンライン決済アプリの明細に支払い履歴を残したくない方が
利用されるケースもあります。
【デメリット】
デメリットとして挙げられるのは、
購入者の支払い遅れが発生した際に、入金目途が立たないといった点です。
そして、返金対応を行う際に手間がかかるとも言われており、
場合によっては、購入者に直接連絡を取り対応するケースも発生します。
4.キャリア決済
キャリア決済とは、
携帯電話会社が提供するスマホやタブレットなどの利用料金と
合算して商品代金を支払える方法です。
【メリット】
コンビニ払いと同様、学生などの若年層が利用しやすいこと、
また、クレジットカード決済と同様、
携帯電話会社が代金を立て替えてくれるため、代金未納リスクが少ないことがメリットです。
キャリア決済で支払った場合は、加盟業者のもとに入金通知がリアルタイムで届くため、
在庫管理、商品発送などもをスムーズに行うことができます。
【デメリット】
デメリットとして挙げられるのは、
各キャリアの支払い審査に通過する必要があることです。
キャリア側が求める審査基準は比較的厳しく設定されているため、
個人事業主やネットショップを開業していない場合には契約できないと言われています。
そして、
クレジットカード決済と同様、手数料を支払う必要があります。
手数料がクレジットカード決済より高いこともデメリットのひとつです。
5.代金引換
代金引換は、購入者が商品を受け取る際に、代金を支払う決済方法です。
【メリット】
商品と支払いが同時に行えることで、やり取りがその場で完結します。
コンビニ決済と比較すると、支払いのために外出する手間が省けるので便利です。
また、「代金払ったのに商品が届かない」といったトラブルを回避することもできます。
手続き自体も簡単で、クレジットカードなどの情報を入力する必要もありません。
【デメリット】
一方、デメリットは
受取拒否や購入者の受け取りの都合が合わずに配達ができなかった場合、
返品などによる送料や手数料が発生しまうことです。
そして、コロナ禍で利用者が増えた「置き配」の利用ができません。
近年、身に覚えのない代引きの商品が届くといった
「代引詐欺」なるものも急増していますので注意も必要です。
以上、各決済方法についてまとめました。
ECサイトの運営に、決済方法の選定は重要なことです。
自社のニースを把握したうえで、
どの決済方法を導入するか、それぞれの特徴を踏まえてご検討ください。
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2022.03.26