ECサイト構築にオススメなのは?EC-CUBEとShopifyの違い

Unachos

2022.08.24

ECサイト構築にオススメなのは?EC-CUBEとShopifyの違い

弊社では、EC-CUBEとShopifyをベースにECサイト制作を中心に行なっておりますが、
お客様の商材や予算をお伺いし、出店する形態をご提案することもございます。

詳細は、弊社ホームページのコチラをご覧ください。

今回は、お客様から実際にご質問の多い
EC-CUBEとShopifyの違いについて解説いたします。


1.ECプラットフォームの違いについて


こちらの記事でもお話しましたが、
ECサイトを開設したい!知っておきたい基礎知識
ECプラットフォームとは、
ネットショップの構築・運営に必要な機能を搭載した
ベースとなるシステムのことです。

楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングなどの「ECモール」、
Shopify、STORES、BASEなどの「ショッピングカート(ASP)」、
EC-CUBEなどの
「ECオープンソースパッケージ(ECサイト構築サービス)」などがあります。

それぞれの違いについて簡単にご説明いたします。

●ECモール(ショッピングモール)

楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングのように、
既存のショッピングモールに出店する方法です。

低コストでスタートできること、
ECサイトに必要な機能が揃ってること、
モール自体に集客性があることなどがメリットですが、
集客に費用がかかる、出店数が多いため自社店舗が埋もれてしまう、
外部へのリンク禁止などのルールがある、
機能やデザインのカスタマイズができないなどのデメリットもあります。

●ショッピングカート(ASP)

Shopify、STORES、BASEのように、
インターネット上でアプリケーションを利用するサービスになります。

こちらもECモール同様必要な機能が既に揃っており、
低コストでスタートできることがメリットです。
デメリットは、
商品数が増えるとコストがかかる可能性があることと、
機能やデザインのカスタマイズが難しいといったことが挙げられます。

●ECオープンソースパッケージ(ECサイト構築サービス)

EC-CUBEやWordPressのように、
ソフトウェアを構成しているプログラム「ソースコード」を、
無償で一般公開するプラットフォームのことです。

ECモールやASPと違い、デザインや機能を自由にカスタマイズできること、
オプションやプラグインが豊富なため、
外部連携して決済サービスなどの導入が可能であることがメリットです。
反対に、ある程度のIT知識や技術力が必要になるため、
ハードルが高いと感じる方もいらっしゃるかもしれません。


では、ECプラットフォームの違いを踏まえて、
「EC-CUBE」と「Shopify」について見てみましょう。



2.EC-CUBEについて


EC-CUBEとは、
株式会社イーシーキューブが開発する
オープンソースのEC向けコンテンツ管理システムです。
カステラの文明堂ドトールコーヒーなど
有名企業のオンラインショップでも導入されています。
自由にインストールして使用でき、プラグインで機能拡張することで
機能を追加することも可能です。


EC-CUBEは、
・会員機能
・ポイント購入
・お気に入り機能
・カート情報永続化
・複数お届け先
・キーワード検索
・商品オプション設定
・ 税率対応
などといったECサイトに必要な機能だけでなく
・在庫管理
・サイト分析
・売り上げ集計
といったECサイトを管理するための機能も備わっています。

また、
プラグインとデザインテンプレートを合わせると約1000種類以上と言われており、
業種別で最適化を図れます。


最大のメリットと言われているのが「カスタマイズの自由度が高い」点です。
EC-CUBEのオーナーズストアで購入できる機能の併用などにより、
ソフトウェアやシステムをゼロから開発するより安く、
より短納期でECサイトを開設できることも強みです。
EC-CUBEの月額費用、決済手数料は無料です。(
月額でサーバー費用は別途必要です)
カスタマイズを行わない、オーナーズストアで無料の機能を選び制作を行えば、
初期費用を抑えることも可能です。

SNSの連携についてですが、Facebook、Twitter、LINEとの連携が可能です。


また、
ECオープンプラットフォーム「EC-CUBE」開発コミュニティを利用することで、
情報交換を気軽に行うことができます。



ECプラットフォームの違いについての解説の中でも触れましたが、
ある程度のIT知識た技術力が必要になるため、
ハードルが高いと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
ショッピングカート(ASP)の場合、
セキュリティに問題が生じた際は、
サポートを利用することができるなど困ったときに頼れるところがあります。
しかし、EC-CUBEのようなECオープンソースパッケージ(ECサイト構築サービス)の場合、
開発コミュニティの利用はできると言えど、自分で解決しなければならないことが多いです。
そして、ECモール(ショッピングモール)のように集客力がないため、
集客を自分自身で行っていく必要があります。


3.Shopifyについて


Shopifyとは、
カナダ発の本格的なネットショップが開設できるショッピングカート(ASP)です。
金沢発祥のゴーゴーカレーサンリオKINTOなどといった企業が導入しています。

Shopifyの月額利用料は選択するプランによって変わります。
・ベーシックプラン
・スタンダードプラン
・プレミアムプラン
・スタータープラン
・プラスプラン
以上から選ぶことができます。

決済手数料、取引手数料も同様です。

同じショッピングカート(ASP)の中のBASEやSTORESと比べると、
機能の自由度や外部連携のしやすさなどが最大のメリットとなります。

デザインテンプレートの種類も豊富で、
よりご自身のイメージに合ったサイトを作ることができます。

SNSの連携も、Facebook、Twitter、LINEだけでなく、
InstagramやYoutubeとの連携も可能です。

サポート体制については、
24時間対応のチャット、電話(英語での対応)からお選びいただけます。

Shopifyはカナダ発のサイトであるため、
海外の開発者が開発しているものが多く、英文表記のみの記載しかない場合もあります。
そのため、電話でのお問い合わせも、日本語での対応は行っておりません。
そして、より本格的なサイトを制作していこうとお考えの場合は、
HTMLやCSSなどの知識を要する場合もあります。

4.EC-CUBEとShopify、オススメはどっち?


EC-CUBEとShopifyについて特徴を簡単に解説しましたが、
結局、どっちがいいの?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
実際にご質問を受けたこともあります。

その際に、このようにお伝えしています。
「お客様に合うものをご提案いたします。」

どのようなサイトを作り、運営していきたいか、
今後、ECサイトだけでなく
事業をどのように展開していきたいのかによってご提案内容も変わってきます。
絶対にこちらがいいです!とはお答えできないのです。



近年、ECサイトのプラットフォームも多様化し、
簡単に手軽に作れるものも増えてきました。
でも、一度立ち止まってみてください。
例えば、これから実店舗を構えてお店を経営をスタートしようと思った際、
「お店探すの面倒だから、空いてる場所を適当に借りよう」
「駐車場ないし裏路地だけど家賃安いからここにしよう」
「何の計画も立ててないけど一か八かやってみよう」
そんなことを考える方のほうが少ないと思います。

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お悩み解決のお手伝いをさせていただきます。