経済産業省が実施した調査
「令和3年度デジタル取引環境整備事業(電子商取引に関する市場調査)」によると、
令和3年の日本国内のBtoC-EC(消費者向け電子商取引)市場規模は、
20.7兆円(前年19.3兆円、前年比7.35%増)に拡大しているとのことです。
参考:経済産業省 電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました
今後も日本でのECサイトの市場規模は拡大していくと言われています。
実際、新型コロナ感染症拡大の影響もあり、
ECサイトを新たに立ち上げた方もここ2-3年で増加しているようです。
そこで今回の記事では、ECサイトをこれから作りたいとお考えの方に向けて、
ECサイトを開設する前に行う準備について解説しながら、
基礎知識もお伝えしていきます。
1.ECサイトで販売したい商品を決めよう
ECサイトを開設したいと思ったらまず最初に決めることが「何を売るか」です。
実店舗が既にあり、実際に商売をされている方は決まっているかと思いますが、
商売自体をECサイトで初めて行う方は売りたい商品を考えるところから始まります。
商品選びと同様に、
・既製品を仕入れて販売する
・オリジナル製品を作り販売する
どちらを販売していくのかも考えてみましょう。
既製品にせよ、オリジナル製品にせよ、
「どんなものが売れているか」も事前に調査しておきましょう。
2.コンセプトを決めよう
商品の選定と同様、
「どんなお店にしたいか」というコンセプトを決めることも大切です。
例えば「靴」を販売するショップを開きたいと仮定します。
靴と一言で言っても、
スニーカー、パンプス、ハイヒール、革靴など様々種類があります。
ジャンルを問わずに販売していこうとすると、
様々な種類を取り扱っていかなければいけなくなります。
反対に、ハイヒール専門店、革靴専門店などターゲットを決めておくと、
限定した商品を取り扱うことができます。
どんな人をターゲットにしたいか、
どんな商品を取り扱いたいか、
どんなお店にしたいか、
こうしたことも考えておきましょう。
引き続き後編では、
3.ECサイトの開設にあたり、必要な手続きを確認しておこう
4.ECプラットフォームを選定しよう
についてお伝えしていきます。
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2022.03.26