ホームページ制作で知っておきたい「CMS」とは?≪後編≫

Unachos

2022.10.27

ホームページ制作で知っておきたい「CMS」とは?≪後編≫

前回の記事 ▶ https://oseaco.jp/contents/homepage-cms
では、
●知っておきたいWebサイトの仕組みについて
●CMSとは何か?
●CMSのメリットは?
●CMSのデメリットは?
について書きました。
今回はその続きから掲載していきます。



●企業サイトでよく使われているCMSと言えば?


よく耳にするのは、WordPressではないでしょうか。
WordPressは世界で最も利用されているオープンソースCMSと言われており、
ブログ型のWebサイトを簡単に構築することができます。
小規模なWebサイトの構築にも向いており、
テンプレートの多さとカスタマイズの多様性に定評があります。

最近では、
jimdoWixAmebaowndといった
WordPressより比較的簡単に制作できるCMSを利用している方もいます。
専門知識がなくとも、パソコンの基本操作ができれば簡単に操作できる、
無料版であれば比較的安価で使用することができることがメリットです。

無料版と有料版があるため、無料で使用しつづけることも可能ですが、
無料版の場合は目立つ位置に広告が出現しますので、
企業サイトとして使用する際、信頼性の面では良案とは言い難いかもしれません。


●ヘッドレスCMSと言えば?


日本国内においても国産のヘッドレスCMSが複数立ち上がっており、
上場企業で導入されるケースも増えてきています。


国産ヘッドレスCMSの中でも代表的と言われているものが、
microCMSです。
2019年にサービスが開始され、今や3,000社以上の導入実績があります。
主な導入企業は、
ZOZOTOWN株式会社バンダイナムコオンライン
などが挙げられます。

ヘッドレスCMSは、
システムに縛られず自由度の高いサイトが構築できる一方で、
操作の専門性が高いというデメリットもあります。



CMSも今や多数種類があります。
CMSの導入によりホームページの更新、編集は簡単になりますが、
簡単さや操作のしやすさだけでCMSを選ぶのではなく、
機能面や特徴でどのCMSを導入するかを選択されるか、
または、
CMSを導入すべきかどうかの検討も必要となる場合もあるかもしれません。

簡単に操作できるCMSであれば、
専門知識を持たずともホームページ制作ができるため、
最近では、専門知識を持たない業者が
「ホームページ制作を代行します」などと謳い、
法外な報酬を受け取っているという事例もあるようです。
こうしたトラブルに見舞われないためにも、
相手が本当に専門知識のある業者なのかを見極めたうえで
ご依頼されることをおすすめします。